投資・資産運用
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2019.9.3

30代で「貯金1,000万円」好ましい運用方法とは?

(写真=G-Stock Studio/Shutterstock.com)
(写真=G-Stock Studio/Shutterstock.com)
貯金1,000万円は一つの節目です。貯金が1,000万円貯まったことをきっかけに資産運用を始める人は多くいます。今回は、30代で貯金が1,000万円ある人向けに、資産運用の考え方やコツを詳しく解説します。貯金1,000万円をもとに将来に向けて資産形成をしましょう。

1,000万円貯まったら資産形成する人が多い理由

貯金を始めてすぐの頃は、1,000万円を当面の目標にしていたという人も多いのではないでしょうか。貯金1,000万円は一つの節目であり、資産運用を考える大切な時期でもあります。

ところで、預貯金を含めて金融資産が1,000万円ある人は一体日本にどのぐらいいるのでしょうか。

金融広報中央委員会の「家計の金融行動に関する世論調査[単身世帯調査](平成30年)」によると、単身世帯で金融資産1,000万円以上の人の割合は20代が1.7%、30代が10.6%、40代が16.5%、50代が25.8%、60代以上が38.7%です。30代では10人に1人が金融資産1,000万円以上を達成しており、決して少なくない人数だということが分かります。

貯金が1,000万円を超えたらペイオフ対策を考えるべき

資産が増えると銀行から資産運用に関する案内が届く機会が増え、次第に資産運用を意識し始めるようになります。特に貯金が1,000万円になったことをきっかけに資産運用を始める人は多くいます。

その理由の一つに、ペイオフ対策があります。ペイオフとは、銀行が破たんしたとしても、1金融機関1預金者あたり元本1,000万円とその利息などを国が保護してくれる制度です。しかし、それを超えた部分については保護されません。

このことから、貯金が1,000万円を超えたことをきっかけに別の金融機関の口座に預金を分散させたりするだけでなく、株式投資などの資産運用に乗り出す人が多くいます。特に30代は、親の介護や自分自身のライフプランについて考え始める時期です。せっかく仕事などで貯金を増やしたのにも関わらず、対策を講じないまま資産が減ってしまっては元も子もありません。計画的に資産形成し、思い描いた通りの人生を送りましょう。

資産分散・現金ポジション・少額投資が資産運用のコツ

効果的に資産を形成するには、資産運用の考え方・コツを押さえておくことが大切です。続いては、資産運用を始める人に知っていてほしいポイントを3つ紹介します。

「資産分散」:運用リスクを軽減させる

1つ目は資産分散です。例えば、運用を始める際に300万円で1つの株式を買うのと、同額で6つの株式を買うのでは、後者のほうがリスクは低くなります。また、同じ株式であっても新興国株と先進国株を組み合わせたり、株式以外に債券にも投資したりすることによって、リスクを分散し賢く運用することが可能です。

「現金ポジション」:全資産における現金の割合をコントロールする

2つ目は現金ポジションです。資産運用をするなら、自分が保有する資産のうちの現金の割合に気を配りましょう。現金があることは資金余力となり、資産運用のチャンスを格段に広げます。資金余力があれば、株価が下がった時も落ち着いてチャンスを待つことができ、魅力的な投資に出会った際にもためらわずに投資できます。

「少額投資」:投資初心者は少ない資金から始めて経験値を積む

3つ目は少額投資です。資産運用に初めて取り組むなら、まずは少額投資から始めることが大切です。少額であっても自分が貯めた現金を投資に回すことで、緊張感が生まれ情報感度が高まります。そうして十分に土台を築き経験値も積んでから高額な投資に乗り出しましょう。
 

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本業で稼ぐための自己投資も立派な資産運用の一つ

資産運用とは、今ある資産を投じてさらに大きなリターンを得ることです。何も株式や債券など外部に投資することだけが資産運用ではありません。「本業で稼ぐ」ことを目的に自己投資するのも立派な資産運用の一つです。

セミナーや異業種交流会に参加して人脈を広げたり、書籍を購入して知識を身につけたりすることも投資といえます。スーツやカバンなど仕事回りの品物を高品質なものに変え、自分自身のプロ意識を高めるのもいいでしょう。

資産運用で大切なのは、どの方法が自分に向いているかを見極め、お金を投じる最適な割合を見出すことです。30代ならまだ自由に使えるお金も多く、さまざまなチャンスがあふれています。貯金額が1,000万円に達したら、積極的に資産運用を検討し、自分自身のお金に対する向き合い方に磨きをかけましょう。
 

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