投資・資産運用
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2019.9.10

よく言われるが間違っている投資アドバイス

(写真=metamorworks/Shutterstock.com)
(写真=metamorworks/Shutterstock.com)
モトリーフール米国本社、2019年6月1日投稿記事より

人々は皆、各々の家計状況に応じたお金のアドバイスを求めています。

ですから、一般的なアドバイスが正しいのか誤っているのか判断に困ることがあります。

すべてのアドバイスが、経済的状況を改善するわけではありません。

実際、いくつかのアドバイスは、プラスどころかマイナスに働く可能性があるため、無視したほうがよいでしょう。

「安全な投資をしよう」

表面的には、このアドバイスは正しいように聞こえます。

特に、リーマンショックの際に大損した人々は、「安全な投資をすべきだ」と主張するでしょう。

とはいえ、安全すぎる投資は問題です。

株式市場でお金を失うことを心配し、マットレスの下に現金を隠したくなるかもしれません(少なくとも普通預金口座に預けたくなるかもしれません)。

しかし、普通預金口座やその他の譲渡性預金のような運用の最大の問題点は、リターンが低いことです(通常、米国の場合、年間2%から3%の範囲です)。

そのリターンでは、貯蓄はインフレに追いつけません。

リスクを抑制しながら株式市場に投資することは可能です。検討すべきなのは、インデックスファンドや投資信託への投資です。

それは、何十、何百もの異なる株式、債券、その他の資産の集まりであり、これらの種類のファンドに投資することで、普通預金口座よりも高いリターンを得ることができます。

もちろん、株式市場には常に浮き沈みがあります。

しかし、比較的安全な投資信託に投資することで、7%から10%の間の平均リターンが得られる考えられます。

重要なのは、早めに投資を開始することです。

そうすれば、市場の低迷があっても、投資信託の価格は十分に回復する時間があります。

「借金はやめなさい」

一般的に借金は良いことではありませんが、すべての借金が悪いというわけではありません。

実際には、いくつかの借金は家計の健全性を向上させ、目標達成を助けることができます。

たとえば、家を買うためには、たいていの場合ローンが必要になるでしょう。

大学に通うためには、学生ローンに頼る必要があるかもしれません。

それでも、住宅の所有は純資産を増やすことになります。

そして大学教育は、より高給の仕事を得る近道となります(つまり、自身の純資産を増やすことにつながります)。

しかし、高利子債務(クレジットカード債務など)は厳禁です。

債務の返済に時間がかかるほど、利息の支払いが急増し続けるからです。

借金が不注意な支出の結果であるならば、家計を見直さなければなりません。

自分が稼いでいる以上に支出しているということですから。

借金が良いものか悪いものかにかかわらず、毎月の期限に合わせて返済をしなければなりません。

高利子債務を抱えている場合、まずそれらの債務完済を目指し、それから低利子債務の返済に取り組んでください。

「ひたすらお金を節約しなさい」

経済的に裕福になりたいのであれば、収入よりも支出を少なくすることです。

しかし実際には、それほど簡単ではありません。

予算を細かく分析して、必要不可欠ではないコストをすべて削減し始めるとします。

できる限り支出を削減するのは賢明なことですが、それを持続するのは困難です。

例えば、食事療法によってやせようとする場合、あらゆる種類の食物を排除することによって体重を減らす必要がありますが、それには鋼鉄の意志力を必要とするでしょう。

同様に、それを家計管理に置き換えると、完全に外食をせず、家族と一緒に夏休みを取らず、そしてその朝のラテを買うのをやめるということになります。

そうすると、やがて惨めな気持ちになるでしょう。

できる範囲で支出をカットするだけでなく、収入を増やすことを試みてください。

それほど多く稼ぐ必要はありません。

犬の散歩のアルバイトやウーバーの運転手になるといったことをするだけで、毎月数百ドルの副収入を得ることができます。

世の中には、たくさんの経済的なアドバイスがあります。

そのうちのいくつかは良いもの、そしていくつかは悪いものです。

良いアドバイスだけを取り入れ、悪いアドバイスは無視する姿勢が重要です。

そうすることで、将来のためにより多くのお金を節約し、経済的に成功できるでしょう。

文・The Motley Fool Japan編集部/The Motley Fool Japan
 

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