株式、不動産、美術品、ワイン。自分に向いている投資はどれ?

(写真=Grand Warszawski/Shutterstock.com)
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資産運用の形はさまざまです。株式投資やFXだけでなく、不動産、美術品、ワインなどは実物投資として資産運用に活用できます。老後資金への不安から、これから資産運用を始めたい人も多いのではないでしょうか。数多くある投資商品の中から、自分に向いている投資法を探してみましょう。

資産運用にはどんな種類がある?

初めに、資産運用の種類とその概要について解説します。

実物投資

(写真=lisima/Shutterstock.com)
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実際に目に見えるもの、手に触れられるものに投資する方法です。中でも分かりやすく、そして価値が高いのが金です。金はその美しさと希少性から、価値が失われない資産として世界中から人気を集めています。

不動産投資も実物投資です。アパート経営や不動産売買は、実際にある物件を資産として、家賃収入を得たり、売買益を得たりできます。

美術品も昔からある実物投資です。絵画をはじめとする美術品には大きな価値を持つものもあります。芸術家たちが残した優れたアートは、オークションで高額取引されています。

世界中の富裕層がとりこになるワインは、味わうだけでなく、貯蔵して価値が高まることのある投資品です。富裕層の中には、自宅地下にワインセラーを作り、気に入ったワインを貯蔵している人もいます。当たり年のワインは、年数の経過によって数千万円の値が付くこともあります。

実物投資は資産の分散先として有効です。資産を法定通貨でのみ保有していると、インフレの影響で大きく価値を落としてしまうことがあります。

実物投資は、将来子どもや孫にも資産を残したい人におすすめの投資法です。

株式投資

(写真=hxdbzxy/Shutterstock.com)
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株式投資は、誰でも簡単に始められる資産運用法です。比較的少額からでも投資でき、株価の変動による差益に加え、株主優待や配当金などのリターンを得られます。

株式投資を始めるためには、まず証券会社で証券口座を作らなければなりません。証券会社はたくさんあるので、利用しやすいものを自分で選ぶ必要があります。スマートフォンで簡単に株の売買ができるネット証券も人気です。

売買する株は、株を発行する企業の事業資金になります。株式を購入すると、その企業の事業資金が豊富になり、企業は資金を使って事業を拡大できるのです。事業拡大によって利益が出て、需要の高まりで株価が上昇すれば、株主にもリターンがもたらされます。

国内あるいは国外で応援したい企業がある人、お得な株主優待を受けたい人は株式投資から始めてみてはいかがでしょうか。

FX

(写真=William Potter/Shutterstock.com)
(写真=William Potter/Shutterstock.com)
FXは「Foreign Exchange」の略で、日本語では外国為替証拠金取引と表記されます。この取引は、外国の通貨を売買または交換した際の差益を得ることが目的です。FXが単なる外貨預金と異なるのは、売買する外貨にレバレッジをかけて、少額の資金(証拠金)で取引ができる点にあります。
※レバレッジとは: 元の意味は「てこ(レバー、lever)の作用」。投資の世界では少ない資金で大きな金額を取引できることを指す。

外貨預金では、預金したい額の日本円と外貨を交換します。ところがFXでは、取引する額と同額の日本円を入金する必要はありません。例えば、元手となる証拠金が10万円でも、その25倍の250万円分の外貨を売買できます。

利益が出れば大きなリターンを得られますが、損失が出た場合には元手を超えて資産を失う可能性があるハイリスク・ハイリターンな資産運用法です。投資初心者にはあまりおすすめできません。

少額から積み立てられる投資もある

資産運用を始めるにあたり最初はごく少額から運用したいという人は、少額から積み立てられるiDeCo(イデコ=個人型確定拠出年金)や、つみたてNISAを活用してみましょう。

3つの税制優遇を受けられるiDeCo

iDeCoは、運用した資産を将来年金として受け取れます。iDeCoで特筆すべきは、3つの税制優遇にあります。iDeCoへの拠出金は全額所得控除となり、利息や運用益も非課税で、年金として受け取る際にも一定額まで所得税が優遇されます。

しかも毎月の拠出金は5,000円からと、とても気軽に始められる資産運用の一つです。毎月少しずつ積み立てて、今から老後の資産を形成したい人に向いています。

iDeCoを始めたい人は、まず金融機関でiDeCoの取引開始手続きを行う必要があります。多くの金融機関で行っていますので、例えばいつも利用している銀行窓口で聞いてみてもいいでしょう。iDeCoでは、運用商品も自分で決められます。

元本割れリスクのない定期預金や比較的リスクの低い投資信託など、さまざまな運用商品の中から気になるものを選びましょう。ただし、60歳まで中途解約ができない点には注意が必要です。

年間投資額40万円まで非課税のつみたてNISA

つみたてNISAも少額から始められる投資信託です。年間40万円以内の投資であれば、分配金や譲渡益は非課税になります。非課税期間は20年と長いのも特徴で、少額、長期、分散投資でリスクの少ない投資を始めたい人におすすめの投資方法です。

つみたてNISAは、子どもの将来に備えたい人、老後の資産を形成したい人も利用しやすいでしょう。つみたてNISAを始める際には、専用口座を開設します。口座開設後は、毎月どれだけ積み立てるのか、どの投資信託を買うのか、自分で決めます。

つみたてNISAで購入した投資信託は、いつでも売却できるのも利点です。
 

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まずは少額から!自分に合った投資方法を探してみよう

投資にはリスクがつきものなので、家計に支障のない範囲で、余剰金を用いて始めることをおすすめします。初心者には、少額から投資ができて税制優遇もあるiDeCoや、つみたてNISAがおすすめです。将来のために資産形成を始めたいのなら、まずは少額から始められる投資で資産運用を始めてみましょう。
 

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