投資・資産運用
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2019.8.25

経済的自由を手に入れるための投資法

(写真=Myroslava Bozhko/Shutterstock.com)
(写真=Myroslava Bozhko/Shutterstock.com)
上司の理不尽な要求に泣かされた時に、経済的な自由があれば人生はどれほど楽だろうと考えた人は多いと思います。

そのような道は本当にあるのでしょうか。

ここでは、そのような可能性について考えてみたいと思います。

経済的自由に必要な月額

生活費だけを考えると、サラリー以外に月額で30~40万円程があれば、経済的自由はほぼ得られるのではないかと思われます。

したがって、税金のことを考えないとすれば、年間400~500万円の定期的な収入があれば良いことになります。

何らかの方法で、本業以外にこのような収入を得るとすれば副業も考えられますが、額が大きいのでやはり適当な投資から得ることが最も確実な方法と思われます。

身近で考えられるのは、マンションやアパート経営ということになりますが、これは極めて危険な結果を招くことがあるので、何に投資をするかと言うことは特に慎重に検討しなければなりません。

どのような投資法が適当か

どのような投資が最も適当かは、その人が置かれた状況によって大きく変わります。

遺産相続などで家や土地などの不動産を相続したような場合には、まずはそれらをうまく活用できないかを考えるべきでしょう。

しかし、不動産類は固定資産税もかかり、更に建物の建設や改修などに多額の費用がかかる場合は、注意が必要となります。

投資を考える場合、一番大切なのはそのための先行投資である必要経費をできるだけ抑えることです。

その点から考えれば、ローンを組んでするようなマンションやアパートなどへの投資は最も避けるべきです。

また、FX取引やビットコインなどの仮想通貨への投資もかなりギャンブルに近く、お勧めはできません。

投資とギャンブルはよく似ていて厳密な区別は難しいものがあります。

大きな違いは長期的な勝率が(はっきりとわかるものではありませんが)、ギャンブルの場合は50%くらいに収束します。

本当の意味で投資と言えるのは、この勝率が70%を越えるような場合です。

また、投資というからにはある程度のリスクを取る代わりに、利益もなければなりません。

アパート、マンション経営では、年利4%以下の利益しか期待できません。

その上、不動産購入のためにローンを組んでいたら、ほとんど利益は無くなります。

さらに、ローンの高額な借金を背負い込むことになり危険きわまりないでしょう。

「かぼちゃの馬車」事件で明らかになったように、不動産業者の甘い話に乗ってはなりません。

また、投資信託関係も平均年利で10%越えるものはありますが、自分で銘柄を選び経験を積まない限り投資の能力は永遠に得られません。

投資は、基本的に自力でやらなければ、美味しい部分は得られないことを知るべきです。

これらのことを総合的に考えれば、個人的に手堅い方法としては、株式運用をするのが最も堅実な方法のような気がします。

もちろん株式投資で最も心配なのは、会社の倒産ということになりますが、これらの問題は、複数の(6社とか7社くらい)銘柄を持つことで、ほとんど回避できます。

また、会社が倒産する場合には、少しずつ問題が大きくなっていくもので、4半期毎に会社の業績を四季報などでチェックしておけば、倒産のはるか前に売り抜けられるでしょう。

また、個人が成功しているケースの多い中小型の成長株や割安株に分散投資をすれば、平均で10%程度の利益を得られるようになる人は多いと思います。

ちなみに、ウォーレン・バフェットやピーター・リンチなどの天才と言われる人々でさえ、平均年利で30%を越えていませんので、あまり高望みはやめましょう。

どのくらいの資産が必要か

年間400~500万円を年利で10%程度で得るためには、4000~5000万円の資産があれば良いことになります。

これはかなり高額ですが、若くから株式投資を始め、多くの経験を積んで能力を磨けば、それほど難しいことではありません。

また、ここでは4000~5000万円の資産そのものが重要というよりは、その運用能力こそが重要なのです。

既にこの域まで達した人は、会社に勤めていてもいなくても心のどこかに経済的な自由というものを十分に感じていることでしょう。

どこか肩の力が抜けた、生活の重圧から解放されたような軽い気分になっていることでしょう。

ここら辺までは、ある程度の努力をすれば、天才でなくても誰でも可能なコースだと思います。

それ以上になると才能も大きく関係してくるでしょう。3割バッターは一流ですが、1割バッターは沢山います。

会社勤めを続けるか

このように経済的な自由を獲得した人は、会社を続けるべきかやめるべきかを本気で考えるようになると思います。

会社を早期退職して更に投資能力を磨くこともひとつの道です。

また、会社にいても、昔のように出世を目指すことにはあまり力が入らなくなり、無難に定年まで投資資金を稼ぐというようになるかもしれません。

どちらにしても、出世してより高いポストについて高い収入を得たいと考えることが少なくなっていくことでしょう。

これが、経済的に自由になったという証だと思います。

最後に

変化の激しいこの世の中を個人ができるだけ無難に生きて、100年社会を満喫するには株式投資はどうしても避けることのできない技能だと思います。

昔の人は、「読み、書き、そろばん」が世の中を生きていく上で最低限のたしなみだと考えていましたが、株式投資は「そろばん」の中に入るでしょう。

文・The Motley Fool Japan編集部/The Motley Fool Japan
 

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