投資・資産運用
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2019.8.22

インド株投資で知っておくべきこと

(写真=Getty Images)
(写真=Getty Images)
モトリーフール香港支局、2019年5月16日投稿記事より

インドは世界第5位の経済大国であり、G20の中で最も急成長しており、新興市場における投資機会を提供しています。インド株式市場の2018年末の株式時価総額は2.45兆米ドル、世界で8番目に大きい市場です。

しかし、GDPに対する株式時価総額の割合は、米国や日本をはるかに下回っています。これは、インドでは非公式経済(統計や課税に反映されない、いわば地下経済)の割合が大きく、そして中小企業が多いためです。経済が成長し、公式経済が拡大するにつれて、より多くのインド企業が上場し、他国市場との差を縮めていくでしょう。

インド株式市場について

インドには、主に大型株からなる2つの主要なインデックスがあります。

1つは、S&P BSE Sensexです。これは、ボンベイ証券取引所(BSE)の主要なインデックスであり、さまざまなセクターにわたるインド企業30社の時価総額加重インデックスです。

2つ目は、インド国立証券取引所(NSE)上場50社の時価総額加重インデックスであるNSE Nifty 50です。SensexとNiftyは大型株で構成されていますが、BSEとNSEには小型株インデックスや中型株デックスもあります。

なお、こういったインデックスに追随するETF(上場投資信託)に投資することができます。

ETFへの投資

iシェアーズ・コア S&P BSE Sensexインド・インデックスETF(ティッカー:2836)は香港市場で取引されており、Sensexとその30の構成銘柄への投資機会を提供しています。2019年5月7日時点で、このETFの過去5年間の経費率は0.64%、年率リターンは8.95%でした。

Nifty関連への投資の場合、香港上場のXトラッカーズNIFTY 50スワップUCITS ETF(ティッカー:3015)があります。2019年5月7日現在、このETFの過去5年間の経費率は0.85%、年率リターンは12.71%でした。

インド株式市場の投資機会

急成長する経済、ビジネス環境の改善、そして市場参加者の増加により、インドは新興市場における投資機会を提供し続けるでしょう。筆者の考えでは、個別銘柄を徹底的に調べる前にまずETF等でパッシブ運用を始め、その後に個別銘柄を購入するといいでしょう。

個別銘柄への投資では、インド株に直接投資は出来ませんので、米国預託証券(ADR)を介して、有名かつ大企業であるインドの銘柄に投資することができます。(訳注:日本のネット証券でも、インドのETFやADRを扱っています。)

文・The Motley Fool Japan編集部/The Motley Fool Japan
 

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