経済・マーケット
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2020.10.25

2024年には3兆円規模にも。注目の急成長市場「スポーツテック」とは

(写真=metamorworks/stock.adobe.com)
(写真=metamorworks/stock.adobe.com)
人工知能(AI)や拡張現実(AR)などでスポーツ業界に革新をもたらす「スポーツテック」。有望なビジネス領域とされ、2024年の世界市場は3兆円規模になるという予測もあります。最先端技術が続々と導入され、スポーツ業界は今後大きく変わっていくことが期待されます。

最先端技術によってスポーツ業界に革新が

ハイライト動画の作成、トレーニング技術の革新、戦術分析によるチーム力アップ……。スポーツ業界におけるさまざまな側面で、いまスポーツテックによる革新が起きつつあります。例えばハイライト動画の作成では、IT大手の米IBMが提供する「AI Highlights」が挙げられます。

AI HighlightsはAIがハイライト動画を自動作成するツールで、選手ごとの映像や観客の歓声を分析することなどを通じてAIがエキサイティングなシーンを抽出し、視聴者にとって見応えのある動画を作成してくれます。

トレーニングにおいてもスポーツテックで革新が起こり始めています。FORMというカナダのスタートアップ企業が開発しているスマートゴーグル「FORM Swim Goggles」では、ゴーグルにAR技術が搭載されており、泳ぎながらタイムなどの数字をリアルタイムで確認できます。

そのほか、チーム力のアップに向けてビッグデータ解析などを活用すれば、人間では見つけにくいチームの弱点や強みを見つけ出すこともできます。
 

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大手参入で今後はさらに市場規模が拡大する!?

このようなスポーツテックの導入により、スポーツ業界ではすでにさまざまな変化が起きており、AIを活用することで弱小チームが短期間で強豪チームとなったり、人間の指導を一切受けないトップアスリートが登場したりといったことも、今後起こってくるかもしれません。

元々スポーツテックはスタートアップやベンチャー企業によって盛んに取り組まれてきた経緯がありますが、IBMのように資本力がある大手企業の参入も目立ち始めていることから、今後はさらなる市場規模の拡大が予想されます。

日本では欧米に比べてスポーツテックへの投資が遅れているといわれていますが、ビジネスチャンスをものにしようと国内企業が今後どのような取り組みを展開していくのか、注目です。
 

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