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2020.6.9

話題のゴーストキッチンとは?日本で流行る?

(写真= Brian Jackson/stock.adobe.com)
(写真= Brian Jackson/stock.adobe.com)
米国で人気に火が付き、最近日本でも注目されている「ゴーストキッチン」。人気の秘密と今後の展望について見てみましょう。

デリバリー専用レストラン「ゴーストキッチン」

ゴーストキッチンとは実店舗や客席を所有しない、デリバリー専用レストランです。調理するための施設(キッチン)を曜日や時間でレンタルし、提携先のテイクアウトメニューを配達する「Uber Eats」や「DoorDash」「Grubhub」などのデリバリーアプリを介して、注文を受けます。

米国ではゴーストキッチン用のレンタルキッチン・ビジネスも、続々と生まれています。24時間365日利用可能、キッチンから高速Wi-Fiシステム、駐車場まで、ゴーストキッチンの運営に必要な設備をすべて完備したレンタルキッチンもあり、レストランやカフェより低コスト・低労力で開業・経営できる点も魅力です。

次世代レストランとして同じく注目されている「バーチャルレストラン」は、実店舗があるレストランのデリバリー専用メニュー、あるいはフードトラック(キッチンを装備した車両)を利用したサービスです。
 

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多忙な現代人の需要に応えるサービス

ゴーストレストランの需要を急拡大させているのは、フードデリバリーサービスの利用者の増加です。自分で料理をする時間や労力がない時にも、「出来立ての美味しいご飯を食べたい」という消費者の需要に応え、外食より手軽な宅配サービスが重宝されているというわけです。

豊富なメニューから気分や予算に合わせて選べるため、飽きがこないという利点もあり、仕事のランチタイムに外食したりコンビニでお弁当を買ったりする代わりに、フードデリバリーサービスを利用する人も増えています。

統計サイトStatistaの調査によると、2016年の時点で、米消費者の20%が週1回以上フードデリバリーサービスを利用しており、2023年までに240億ドル市場に成長すると予想されています。

全米で2,200万人以上が利用するGrubhubの2019年第2四半期の総売上高は、前年比20%増の15億ドル、収益は36%増の3億2,510万ドルと、フードデリバリーサービスの人気を反映しています。

日本でも「Kitchen Base」のようなシェアキッチンサービスが登場しており、今後ゴーストキッチン旋風が起こると期待できるでしょう。
 

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