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2020.6.3

【米国株動向】アップルのサービス事業、10年間で大きく進化

(画像=Getty Images)
(画像=Getty Images)
2010年時点では、アップル(NASDAQ:AAPL)のサービス事業はそれほど重要ではありませんでした。

当時、同社の主要なサービス事業は、延長保証プログラムであるアップル・ケアぐらいでした。

2010年のサービス売上はわずか52億ドル

2010年初頭、アップルはiPadを導入し、iTunes、ソフトウェア、およびサービス事業は同年に52億ドルほどの売上でしたが、その後2年間でほぼ2倍の102億ドルになりました。

2014会計年度の終了後、アップルは決算発表の内容を刷新し「サービス」セグメントを新設しました。

新しいセグメントには、iTunesとApp Storeからのデジタルコンテンツの販売が含まれていました。

それ以来、四半期ごとのサービス売上が急増しています。

サービスの売上は、直近四半期には125億ドルを超えました。
 
(画像=出典:アップルの決算資料)


成長促進要因は、アップルが長年にわたり導入してきた多数のサービスによるものです。

2011年にアプリ内サブスクリプションの導入に加えて、その年にiCloudストレージを開始しました。

その後、Apple Musicが2015年にデビューします。

これは、スポティファイが得意とする音楽ストリーミングへの対抗措置です。

今年は、Apple News +(月額10ドル)、Apple Arcade(月額5ドル)、Apple Card、Apple TV +(月額5ドル)など、いくつかの新しいサービスを開始しました。

2019年のサービス売上は463億ドル

アップルは、2017年初頭に4年間で2016年度に比べてサービス事業を2倍にするという目標を発表しました。

その後、同社は、さまざまなプラットフォームを通じて請求できる有力サブスクリプション契約、つまり利益率の高い安定した収入源への移行に重点を置きました。

アップルは現在、過去3年間で有料サブスクリプション契約数を4億5,000万件に増やしました。
 
(画像=出典:アップルの決算資料)

アップルのサービスセグメントは2019年度の売上で463億ドルに成長し、2010年の9倍近くになりました。

現在、サービスは総売上高の18%を占めています。

文・The Motley Fool Japan編集部/The Motley Fool Japan
 

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