経済・マーケット
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2020.5.4

進化するXRビジネスとは

(画像=whiteMocca/Shutterstock.com)
(画像=whiteMocca/Shutterstock.com)
XRとは、「VR(仮想現実)」「AR(拡張現実)」」「MR(複合現実)」「SR(代替現実)」といった仮想空間技術を総称したテクノロジーのことをいいます。かつての三次元立体映像の流れをくむVR、ARはアミューズメント、レジャー、医療分野での活用が期待されていました。そして、ソニーが「プレイステーションVR」を2016年10月に発売したことで、ゲーム業界だけでなく株式市場での認知度が一気に向上することになります。

KDDIとフェイスブックがタッグ

こうした流れの中で、XRビジネスを証券市場に強く印象付けたのは2019年11月27日に、通信メガキャリアの一角を占めるKDDIが発表したフェイスブックジャパンとの提携でした。

米フェイスブックの日本法人とビジネス向けのXR活用で提携するという内容で、ショッピング・エンターテインメント体験のコンセプトを紹介する「フューチャーポップアップストア」を2020年春に共同で開設するとしています。このストアでは、インスタグラムアプリを活用した商品購入、デジタルヒューマン (AI店員) による接客体験、ARグラスやモバイルARを活用したショッピングが体験できる予定です。
 

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ゲームに続いてコスメ分野で実績

「ポップアップストア」は、すでに化粧品メーカーが期間限定のイベントの形で始めて、ロボット美容アドバイザーも登場し始めています。化粧品の場合は販促にあたって、商品とテクニック(使い方)が必要になるために、XRを活用した販促活動との親和性が高いとみられます。

化粧品のほか、食材と料理、モバイルと使い方、ファッションとコーディネートなどの分野でも、XRを活用した次世代ショッピングのコンセプトモデルが登場してくる期待が膨らんでいます。

ゲームエンジン・ミドルウェアを手掛ける「シリコンスタジオ」、音声・映像・ゲーム・家電組み込み型ミドルウェアを開発する「CRI・ミドルウェア」、VRライブプロダクションソフトウェアに進出している「ピクセラ」、VRコンテンツ専門の制作チームを組織上で立ち上げている「カヤック」など、ゲーム分野で先行している企業のXR領域での活躍の広がりに注目が集まると見られています。


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