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2020.4.19

ホンダ二輪車の世界生産累計4億台を達成したが国内生産はわずか

(写真=PaulLP/Shutterstock.com)
(写真=PaulLP/Shutterstock.com)
二輪車において世界の生産台数の3分の1を占めるのが世界のホンダです。その年間生産台数は2,082万台を誇ります。しかし、国内生産は実はとても少ないのです。

ホンダの二輪車年間生産台数は2,082万台

(写真=ホンダ)
世界最大のバイクメーカーのホンダですが、海外で二輪車の生産を開始したのは1963年のベルギーからでした。その後は需要のあるところで生産するという理念に基づき、1967年にはタイ、1971年にはインドネシア、1992年には中国、1997年にはベトナム、2001年にはインドで生産を開始。

2018年には年間生産台数が2,000万台を突破し、2019年には21ヵ国35もの拠点で、50ccから1,800ccの大型モデルまで海外生産しています。

ホンダの2018年の生産台数は2,082万台を誇りますが、国内生産は熊本工場の27.5万台(ATV含む)のみです。

ホンダの生産台数の4分の1はインドとインドネシア

ホンダの2018年の生産台数の内訳を見ていきましょう。

1位:インド(588万台)
2位:インドネシア(516万台)
3位:ベトナム(276万台)
4位:タイ(168万台)
5位:中国(150万台)

中国生産が意外と少なく、インド、インドネシアが突出しています。
 

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世界各国の二輪車生産台数では2016年にはインドが1位に

今度は世界各国の二輪車生産台数を国別に見た場合はどうなのでしょう。日本自動車工業会の発表による2015年~2017年のランキングは以下の通りです。

2015年
1位:中国(18,832,191台)
2位:インド(18,830,227台)
3位:タイ(1,807,325台)


7位:日本(522,394台)

2016年
1位:インド(19,933,739台)
2位:中国(16,820,802台)
3位:タイ(1,820,358台)


7位:日本(560,536台)

2017年
1位:インド(23,147,057台)
2位:中国(17,145,746台)
3位:タイ(2,055,193台)


7位:日本(646,983台)

この数字を見る限り中国の生産数が下がったというよりは、インドの生産数が上がったことがわかります。ホンダはインドとインドネシア、ベトナムだけで、生産台数の66.3%を占めていて、さらにアジア全体だと92.0%、南米5.0%、その他が3.0%という割合でした。

二輪車は生産数も販売数も新興国が伸びていますが、二輪車にもEV化の波が押し寄せていることからも、生産拠点が変わるかもしれません。


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