人口の増加率が高い都市は必然的にビジネスチャンスも多くなります。さまざまな人・企業が集まり、都市における消費も高まります。では5年間(2015~2020年 *2020年は予測値)で、世界で最も人口の増加が著しい都市はどこでしょうか。それはインドのマッラプラム。最新ランキングを紹介していきましょう。
日本は残念ながらTOP 30に入らず
イギリスの週刊紙「エコノミスト」がウェブで展開している「WORLD IN FIGURES」というランキングの中において、国や都市に関するさまざまなデータが紹介されています。
この記事では2015~2020年 (*2020年は予測値)の5年間で最も人口増加の著しい都市のランキングを紹介していきましょう。
1位:インドのマッラプラム(44.1%)
2位:ベトナムのカントー(36.7%)
3位:中国の宿遷[しゅくせん](36.6%)
4位:インドのコジコード(34.5%)
5位:ナイジェリアのアブジャ(34.2%)
6位:中国の蘇州[そしゅう](32.5%)
7位:UAEのシャールジャ(32.2%)
7位:中国のホ田[ほでん](32.2%)
9位:オマーンのマスカット(31.4%)
10位:インドのコラム(31.1%)
このランキングではインドと中国の都市が3つずつランクインしています。1位は前述の通りですが、2位のベトナムのカントーはベトナム南部に位置しており、最近インフラ整備や経済発展が著しい都市として知られています。
中国とインドを除けば、ナイジェリアとUAE、オマーンの都市がランクインしています。日本はTOP 30入りしていません。
5年後のランキングはがらりと変わっている?
人口が多いということは、それだけ経済成長が見込めるということです。そういった意味でもこうしたランキングの上位都市に注目しておく意味があります。
ただ中国では既に人口減が始まっているという指摘もあり、こうしたランキングの順位は、5年後はがらりと変わっているかもしれません。
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