経済・マーケット
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2019.6.15

子供と一緒に読みたい「お金」について学べる絵本3選

(写真=Yuganov Konstantin/Shutterstock.com)
(写真=Yuganov Konstantin/Shutterstock.com)
お金は人生のさまざまな局面において必要になる大切なものです。お金について理解を深めることは、投資や資産形成などをはじめさまざまな点で役立ちます。難しいマネーリテラシーの習得も、小さいうちから少しずつ学んでいくことで、身に着きやすくなるでしょう。本記事では、大人と子供が一緒に楽しくお金について学べる絵本をご紹介します。

マネーリテラシーを高めるために子供の頃からお金について考えることが大切

最低限身に着けるべきお金に関する知識や判断力を指す言葉が「マネーリテラシー」です。経済も含め別名「金融リテラシー」とも呼ばれるこのリテラシーを高めておくと、人生設計において適切なプランを立てることができます。

一般的に「住宅資金」「教育資金」「老後資金」が人生の三大資金といわれています。いずれも大きな金額が必要なため、早くから計画的に準備しておくべきものです。それには月々の収入から家賃・光熱費などの必要経費を引いた分を適切に貯蓄に振り分ける必要があります。

一流のアスリートや芸術家は幼い頃から訓練を積んでいますが、マネーリテラシーも同じように子供の頃から身に着ければ、収支計画をしっかり立てられる大人に成長することが期待できます。教育改革の一環として、最近では小学校の低学年から「英語」を学ぶカリキュラムが組まれていますが、私たちが生きていく上で、実は英語よりも大事なのがお金に対する知識といえるでしょう。

金融リテラシーを身に着けるのは大人でも難しいことです。子供がいきなり金融書籍を読むことはさらに難しいので、まずはお金について学べる絵本から始めるのがよいのではないでしょうか。

お金について考えるきっかけとなる絵本3選

では、お金について考えるきっかけとなる絵本(児童書)を3冊ご紹介しましょう。

「マナボーとまなぼう おかねのえほん」(講談社発行、B5変型、本体1,200円)

3歳からの幼児向け絵本です。お金の種類や、豆知識、お金の使い方などをわかりやすく学ぶことができます。りんごを買う時に払った300円が、そのあとどのように人々に渡っていくのかがわかりやすく表現されているなど、初めて読む絵本としては最適といえそうです。36ページと短めなので幼児が飽きないように読み聞かせができます。

「お金のきもち」(KKベストセラーズ発行、A5並製、本体850円)

こちらはストーリー絵本です。お金の本質は「お金の気持ちになって考えればわかる」というテーマで書かれています。5歳の女の子に拾われた1円玉は、ほかのお金に比べてあまり人を喜ばせたことがないことに気付きます。しかし、お金にはそれぞれに必要な機能があり、どれも大切なものなのです。お金の機能やチャリティの大切さを、主人公の1円玉の成長物語を交えながら学べる1冊です。

「お金とじょうずにつきあう本」(晶文社発行、A5変型、本体1,200円)

まさにマネーリテラシーを育むのに相応しい内容です。「欲しいものがあった時に、自分のお金だけじゃ足りない場合はどうしよう」など、身近なエピソードから子供がお金と上手に付き合う方法を学べます。労働と賃金の関係や、物の価値と値段などについて教えてくれるほか、本当の豊かさなど道徳的な面もフォローしています。お金について「あなたならどうする?」と身近なエピソードが提示されており、それぞれの話題について親子で答えを考えるのも子供にとって良い体験になるでしょう。

家族の休日に、一緒に勉強を

子供にとって、お金への認識はまだ「おこづかい」の域を脱していないかもしれません。子供にお金について学んでもらうには、家族の協力が必要です。家族の休日に一緒に勉強すれば、子供と同じ目線に立って学ぶことができます。

子供も「お年玉」をもらった時は「これで何を買おうか」と考えることがあるので、その使い方を話題にしてみるのも面白いかもしれません。絵本を通して子供とお金について語り合うことで、大人も自分のお金の使い方を振り返ることができ、両方にとって有意義なひとときになることでしょう。

人生という旅を優雅にフライトするには、お金は必要不可欠です。安定したフライトにするためにも、子供の頃からマネーリテラシーを身に着けることは決して無駄にはならないはずです。
 

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