キャリア・教育
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2019.6.4

グローバル社会で活躍するために学ぶべき次の言語

(写真=David MG/Shutterstock.com)
(写真=David MG/Shutterstock.com)
小学校の英語教科化が間近に迫っている中、外国語学習市場の成長が止まりません。特に、eラーニングと呼ばれるオンライン学習の外国語教室や家庭教師サービスはコストパフォーマンスの良さから利用者数が増加しています。

これまでのように英語さえできればよかった時代から、現在はそれ以外の外国語習得の必要性やニーズが高まっています。今後、世界で活躍できる人材になるためには、どういった外国語を習得すればよいか考えていきましょう。

語学ビジネス市場の拡大

来る2020年、小学校では3年生から英語が必修化されます。現在、5年生、6年生に対して行っている外国語活動は3年生、4年生に移行したうえで、5年生、6年生の英語は教科化される予定です。

こうした教育現場の方針を反映して、幼児期から英語を身につけさせたいという需要が年々高まっています。語学ビジネス市場の拡大は目覚ましいものがannual leaveあり、とりわけ受講する場所や時間の自由度が高く、リーズナブルなeラーニングの需要が伸びているのが特徴です。

また、学生や社会人向けの英会話教室とともに、小学校の英語学習を見据えた保護者が通わせる、幼児・子ども対象の英会話スクールの市場が拡大しています。

世界の母語人口は中国、英語、スペイン語が3トップ

グローバル化に伴って、英語の他にも第2、第3の外国語を学びたいという需要が高まっている現代ですが、まずは、世界で使用されている言語の母語人口は次の順位になります。(参照:文部科学省「資料3‐3小学校段階における英語教育についての審議に関する参考資料」)。

第1位 中国語(約8億8,500万人)

中国(中華人民共和国)をはじめ、台湾、シンガポールやマレーシアなど東南アジアで多く話されているほか、世界で推定3,000万人から5,500万人の華僑が中国語を使用しています。

第2位 英語(約4億人)

英語は、ビジネスやコミュニケーションに不可欠な言語です。イギリスやアメリカのほかに、カナダ、オーストラリアやニュージーランドをはじめオセアニア諸国など、イギリスとゆかりの深い地域で使用されています。

第3位 スペイン語(約3億3,200万人)

スペイン語を公用語としている国はスペインのほかに、メキシコ、キューバ、コロンビア、ペルー、エクアドル、アルゼンチン、チリなど、中南米地域に広がっています。さらに、アメリカではメキシコなど中南米からの移民でスペイン語を話す人々が約5,000万人いるといった報告もあります。

第4位以下はヒンディー語(約2億3,600万人)、アラビア語(約2億人)、ポルトガル語(約1億7,500万人)、ロシア語(約1億7,000万人)と続いています。

語学学習を始めるときのチェックポイント

語学学習は日々の積み重ねが大切だといわれます。継続して学習を続けるためにも、独学より外国語教室やeラーニングで習得するのが上達の近道です。言語を選ぶ際には、

・レッスン教室やeラーニング教室が多く学びやすいか
・訪日外国人観光客が多いか
・留学先の国が多く、大学・語学学校が豊富か

といった、学習環境なども考慮するとよいでしょう。

ビジネスから見た語学学習

言語の学習は、世界中の人たちと交流を図ることのほかにも、ビジネスチャンスを生むツールとしても役立ちます。

戦後、日本は世界有数の貿易大国として、さまざまな分野で商取引を行ってきました。さらに近年は、インバウンドの高まりで訪日外国人観光客が増加していることから、外国語のコミュニケーション能力が以前にも増して重視されています。

2017年の財務省貿易統計では、日本の輸出相手国上位10ヵ国地域は、アメリカ、中国、韓国、台湾、香港、タイ、シンガポール、ドイツ、オーストラリア、ベトナムです。

一方、輸入相手国上位10ヵ国地域は、中国、アメリカ、オーストラリア、韓国、サウジアラビア、台湾、ドイツ、タイ、アラブ首長国連邦、インドネシアとなっています。

こうした経済交流の盛んな国で使用されている言語を選んで学習していくと、ビジネスチャンスを増やすことができるかもしれません。

母語人口も考慮したうえで、中国語、スペイン語、韓国語、ポルトガル語あたりから第2の外国語学習を始めてみてはいかがでしょうか。

将来を広げるマルチリンガルの可能性

今後さらにグローバル化が進む社会において、社会人のキャリアアップのためや、将来の子どもの教育のために、英語以外の言語も習得してマルチリンガル人間を目指してゆきましょう。
 

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