キャリア・教育
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2020.10.24

ますます加速するリファラル採用。その範囲は「母国の後輩」まで

(写真=sitthiphong/stock.adobe.com)
(写真=sitthiphong/stock.adobe.com)
社員から知人や友人を紹介してもらい採用につなげる「リファラル採用」。数年前から企業での導入も加速していますが、最近ではリファラル採用の幅が広がり、自社で働く外国人に母国の後輩を紹介してもらうといったケースも出始め、話題になっています。

リファラル採用とは?

リファラル採用は「紹介採用」とも呼ばれ、社員に知人や友人を紹介してもらうことで企業の採用コストが抑えられることで導入が進んでいます。また、リファラル採用で入社した人材は離職率が低いといったメリットもあります。社内に先に入社している知人がいるからです。

リファラル採用は特に、知名度がまだ決して高くない中小企業などで効果を発揮すると言われています。知名度が低い企業では優秀な人材の応募が期待しにくい面もありますが、知人の紹介であれば可能性も出てくるからです。

最近ではリファラル採用に乗り出す大手企業も増えてきたほか、ウェブベースのリファラル採用プラットフォームも登場し、企業の人事・採用部門でリファラル採用が検討されるケースも目立ってきました。
 

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幅が広がるリファラル採用

そんなリファラル採用は冒頭紹介した通り、現在さらに幅が広がっています。企業で働く外国人が増える中、外国人社員に母国の優秀な後輩などを紹介してもらおうという取り組みがその1つです。

例えば、日本で働く外国人に求められる能力の1つとしては「日本語力」が挙げられますが、母国の大学で日本語を学んでいる後輩を紹介してもらえれば、すんなり日本語になじみのある人材を獲得することにつながります。

また、近年はAI(人工知能)などの開発ニーズが高まっていますが、優秀な外国人エンジニアの獲得競争は企業間で激化しています。そんななか、リファラル採用であればすでにその人の先輩がその企業で働いていることもあり、外国人エンジニアの確保に結びつきやすいのです。

採用手法も時代の変化とともに変わる

時代が変化するにつれて、採用に対する意識も変わってきています。一度退職した社員を再度雇用する「ジョブリターン制度」の導入が進んでいることなどが象徴的ですが、リファラル採用の幅が広がっていることも1つの変化といえるでしょう。
 

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