キャリア・教育
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2020.10.23

我が子に棋聖の夢託す?親が知っておきたい「子供将棋スクール」の受講条件

(写真=beeboys/stock.adobe.com)
(写真=beeboys/stock.adobe.com)
藤井聡太棋聖の誕生、そして王位の獲得が大きな話題になりました。藤井聡太二冠の活躍を見て、プロ棋士を目指す子どもがさらに増えるかもしれません。そこで、日本将棋連盟が運営する「子供将棋スクール」の概要を紹介します。大きな夢につながる、子どもの新しい習い事の1つに加えてみてはいかがでしょうか。

藤井棋聖誕生が社会的ニュースに

藤井聡太七段は2020年7月16日、第91期棋聖戦5番勝負第4局において渡辺明棋聖を破り、3勝1敗として棋聖のタイトルを獲得しました。藤井棋聖の誕生はニュース報道のトップ項目になるほど、社会的にも大きな関心事になりました。17歳11ヵ月でのタイトル獲得は、1990年に屋敷伸之九段が記録した18歳6ヵ月を30年振りに更新するものです。その後、王位戦も制し、史上最年少の二冠達成、八段昇進を成し遂げたことは周知の通りです。

マスコミの報道は「第2次藤井フィーバー」と呼べるほどの過熱ぶりとなりましたが、最初のフィーバーは3年前の2017年に起こりました。
 

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将棋教室に通う子どもが増えている

藤井棋聖は四段だった2017年6月当時、公式戦29連勝という前人未到の記録を打ち立てました。当時15歳の藤井四段の活躍は「藤井フィーバー」と呼ばれ社会現象になったものです。藤井四段の活躍に影響されて将棋教室に通う子どもが急増したのもそのころでした。

今回初のタイトル、そして二冠を獲得したことで将棋界がさらに盛り上がり、プロ棋士を目指す子どもがますます増える可能性があります。もし本格的に棋士の道を目指すなら、日本将棋連盟が運営している「子供将棋スクール」に通う方法があります。我が子に棋聖の夢を託す親が知っておきたい、スクールの受講条件と授業内容を確認しておきましょう。

「子供将棋スクール」の受講条件とは

「子供将棋スクール」の受講条件は、以下の通りです。

・対象年齢は小学校1年生から6年生。
・駒の動かし方がはっきりわかること。
・1人で受講できること。
・最低限のマナー(授業中は静かにする)を守れること。
・無料体験を受けること。

駒の動かし方がわかることが条件ですので、あらかじめ地元の将棋教室で基礎を学んでから入会すると進歩が早いかもしれません。

会費は、入会金5,000円、月会費7,000円(3ヵ月分一括払い)でいずれも税込(2020年8月現在)です。

授業の内容と卒業までの流れ

授業は小学生が対象なので日曜日に行なわれます。クラスは、「初心クラス」「低学年クラス」「高学年クラス」の3つに分かれます。授業の内容は次の通りです。

・講師による大盤を使った講義(30分前後)
・講師との実戦形式での指導
・生徒同士での対局(約50~60分、講師のアドバイス付き)

スクールの段級位は初段、1~15級の16段階あり、生徒同士の対戦結果による勝敗で昇格が決まります。8連勝、11勝3敗、13勝4敗のいずれかを達成すれば初段に認定され、卒業となります。

もちろん、プロ棋士になるのは容易ではありません。しかし我が子が望み、少しでも才能の芽を感じるなら、親子で共に夢を追う時間も習い事をより有意義なものにしてくれるかもしれません。
 

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