キャリア・教育
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2020.8.23

「まわり道のほうが近道」-投資で勝てる人ほどおかさない「万が一のリスク」とは

(写真=Olivier Le Moal/stock.adobe.com)
(写真=Olivier Le Moal/stock.adobe.com)
投資において、勝てる人ほど万が一のリスクはおかさないものです。相場が大きく動くときは大きく儲けるチャンスでもありますが、それと同じく大きな損失を招いてしまうリスクもあるのです。そこで投資における自分の力量、経験、相場を踏まえたリスク管理を、歴史上の人物から学んでいきましょう。

天才軍略家の諸葛亮孔明から投資を学ぶ

成功している投資家は自分の強みや弱みも心得ているものです。例えば、中国の三国時代の諸葛亮孔明にはこんなエピソードがあります。

孔明が自国である蜀(しょく)の兵を引き連れて、隣国の魏(ぎ)の長安に攻め入るときに、最短ルートである子午谷(しごこく)を選ばずに、つねに大きく迂回する北伐(ほくばつ)ルートを選んでいました。

この理由として考えられるのが、子午谷は敵がもっとも警戒するルートであり、もし失敗したら再起不能になるほどの損害を被ることを予想。大きな賭けに出なかったということです。また、孔明自身が状況の変化に対応するのが苦手ということを知っていたということもあるのでしょう。

部下の将軍からは子午谷ルートを何度も提案されたのにも関わらず一度も選択しなかったのは、子午谷ルートが敵軍の奇襲に遭遇するかもしれない、ハイリスク・ハイリターンだったからです。危険な戦略を立てずに自軍の守りを最優先に戦略を練ってきたからこそ、孔明は百戦錬磨の軍略家と言わしめたのです。

 

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投資で退場させられないためにはリスクヘッジが大事

投資で大きく負けてしまうと退場せざるを得なくなり、再起不能に陥ります。もし孔明の軍勢が長安までの最短ルートである子午谷を選択していたら、長安まで攻め込めたかもしれませんが、大きなリスクも伴いました。史実としては、孔明は途中で病死してしまったため魏の討伐はできませんでしたが、自軍が全滅することもありませんでした。

投資でも同じようにリスクヘッジが大事です。必ず「まわり道」をすべきと言っているわけではなく、もし最短で高効率のリターンが望めるものだとしても、ハイリスクならばそれは避けたほうがいいということです。

相場で生き残るためには大きく負けないこと

投資で負けない、勝ち続けることはとても難しいものです。重要なのは大きく負けないことで、そのためにはハイリスクなものには手を出さない、損失が膨らみそうだと思ったら潔く損切りすることも大切です。投資は博打ではありません。しっかりリスクをコントロールし、さまざまな知識を学びながら成長していきましょう。

 

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