キャリア・教育
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2020.7.12

資格取得をめざす前に…。ビジネスパーソン必須のネゴシエーションスキルとは

(写真=Pissanu/stock.adobe.com)
(写真=Pissanu/stock.adobe.com)
「就職・転職や昇進に有利になるから」と、資格取得をめざす学生・ビジネスパーソンは少なくありません。一方で採用やビジネスの現場では、資格よりもより実践的なスキルが重視されることが多いのです。このスキル、実は仕事をしながらでも身につけることができます。

今回は、実践スキルの1つ、戦略的ネゴシエーション術について紹介します。

企業が求める人材は資格よりも人柄

世の中に広まる説の多くにはバイアス(先入観)が働いているとされており、「資格が就職に有利」とする説もその1つです。あわてて資格を取ろうとする前に、冷静に考えてみましょう。

実際、企業の採用担当者に聞いてみると、「とくに気にしない」とする声が圧倒的です。例えば、旅行業務取扱管理者の資格を取ったからといって、旅行会社への就職が有利になるわけではないようです。

『就職白書2018』(リクルートキャリア)によると、企業が採用にあたって重視する項目(複数回答)の中で、「資格」はなんと16位、1割にもおよびません。重視するのは、人柄・熱意といった「人間力」です。
 

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コミュニケーションに役立つネゴシエーションスキル

組織が求める人間力とは、人柄などに加えて、リーダーシップやチームワーク・信頼関係の構築を指し、コミュニケーション能力がベースとなります。

ではどうすれば、コミュニケーション能力が高められるのか、有力な選択肢の1つが戦略的ネゴシエーションスキル(交渉力)です。戦略的交渉力とは決して駆け引きの力ではなく、建設的な対話を通じ、WIN-WINの解につなげるためのスキルです。

相手の意見に耳を傾けて本音を引き出しつつ、自分の意見を論理的に説明することが求められます。基本的なメソッドは、書籍や社外セミナーなどでも学べるので、ぜひ確認しましょう。

ただし交渉力は、座学で学んだだけでは身につきません。取引先との商談はもちろん、社内調整やミーティングといった実践の場を通じて、交渉力に磨きをかける必要があります。基本的なメソッドを学びつつ、日々の仕事の中で実践しながら、スキルを身につけていきたいものです。
 

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