キャリア・教育
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2020.4.11

アインシュタインの天才脳を作ったといわれる〇〇を増やす方法

(写真=Oleg Golovnev/Shutterstock.com)
(写真=Oleg Golovnev/Shutterstock.com)

長年にわたり「アインシュタインの脳は通常の人の脳と大差ない」と言われてきました。しかし、最新の研究から「左脳に平均より多く含まれていたアストロサイトという物質が、天才脳の秘密ではないか」という仮説が浮上しています。この物質は一般の人の脳にも存在し、増やすことができるといいます。

人間の知能を決定づける「アストロサイト」

1980年代中盤、カリフォルニア大学バークレー校統合生物学のマリアン・ダイアモンド博士は、アインシュタインの左脳のサンプルに、平均を上回る数のアストロサイト(グリア細胞の一つ)が含まれていることを発見しました。左脳は、数的思考に関連する領域です。

しかし当時は「通常の脳と変わらない」という事実ばかりに関心が向き、この発見は最近になるまで取り上げられることがほとんどありませんでした。

後の研究により、アストロサイトは人間の知能を決定する重要な因子であることがわかりました。また、人間に同じ結果が見られるとは限らないものの、生まれたてのマウスにアストロサイトを注入すると、学習能力と記憶力に優れた知的なマウスに成長することが、ロチェスター大学医療センターの研究から明らかになっています。

つまり仮説に従うと、「アインシュタイン博士の天才的ひらめきは、左脳にアストロサイトが多かったため」ということになります。

アストロサイトをバランスよく増やすためには?

その反面、アストロサイトが増えすぎると記憶力が低下することが、カリフォルニア大学の研究結果で報告されています。

「新しい経験ができる刺激的な環境」で生活することが、アストロサイトをバランスよく増やすためのカギをにぎっているようです。
 

ヤーコプス大学ブレーメン神経科学部のベン・ゴッド博士などが17年間にわたり、ドイツの工場労働者の脳の働きを観察したところ、常に仕事に目新しさを感じる環境で働いている労働者はそうでない労働者より、「機能」と「モチベーション」に影響をあたえる脳の領域が広かったといいます。

毎日、新しいことに積極的に挑戦しよう

簡単にいうと、毎日変化のない環境で生活していると脳の認知能力が低下し、新しいことに挑戦できる変化に富んだ生活をしていると、アインシュタイン博士の天才脳とはいわないまでも、脳もリフレッシュされるというわけです。

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