キャリア・教育
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2020.1.17

働く女性のキャリアステップ「ベンチャー企業転職」5つの注意点

(写真=PIXTA)
(写真=PIXTA)
転職先の候補として人気の大企業ではなく、あえてベンチャー企業を選ぶ人も珍しくない時代になってきました。スピード感や個人の裁量の大きさなど、ベンチャー企業には大企業とはまた違った魅力がありますが、不安要素が多いことも事実です。特に女性がベンチャー企業に転職する場合に注意したいことを5つ紹介します。

ベンチャー企業への転職で女性が気をつけたいこと

ベンチャー企業へ転職しようと考えている女性は、あらかじめ以下の5つの注意点を押さえておきましょう。

(1)ワークライフバランスが整っていない場合もある
(2)産休・育休制度の運用実績がない場合もある
(3)大企業以上に人間関係は難しい
(4)自分の考え方をしっかり持つことが重要
(5)求めているスキルが得られない可能性もある

ワークライフバランスが整っていない場合もある

「ワークライフバランス」「働き方改革」といった政策に、従業員が1,000人以上の企業は74.5%、100人未満の企業は30%が取り組んでいると回答しています(2019年「働き方に関する調査」NTTデータ経営研究所)。小規模なベンチャー企業では、勤務時間や残業ルールが明確に決まっていないところも多くあります。そのためベンチャーへの就職ではハードワークに耐えられる体力や精神力も必要となってくるでしょう。

産休・育休制度の運用実績がない場合もある

育休・産休など女性を支援する制度の運用経験がない企業もあります。制度があるのは当然としても、「その制度を利用した経験者がいるのかどうか」「職場の理解がどれくらいあるのか」について事前に確認しておくと安心です。

大企業以上に人間関係は難しい

まだ従業員数が少ないベンチャー企業では「人間関係が難しい」という側面もあります。万が一反りが合わなかったとしても、その人と関わらずに仕事をすることは難しいでしょう。

さまざまな社風のベンチャー企業がありますが、なかには社員の年齢層が20代中心と若く、学生生活の延長のような雰囲気の企業も。キャリアのある女性が転職する場合、ベンチャー企業独特の雰囲気になじめず苦労する可能性があることも念頭に置いておきましょう。

自分の考え方をしっかり持つことが重要

個人の裁量が大きく、自由に仕事ができることはベンチャー企業の大きなメリットです。指示を待つのではなく、「私ならこうしたい」と自ら課題を見つけ仕事を組み立てていく主体性が求められます。逆に、指示を待つことに慣れてしまっている人やスケジューリングが苦手な人は、何をしたらいいのか分からずスピードに乗れなかったり、疎外感を抱いたりすることがあるかもしれません。

求めているスキルが得られない可能性もある

ベンチャー企業では、個人の業務範囲が広いため「何でも屋」にならざるを得ないこともあるでしょう。専門性を高めたいと考えている人にとっては、業務の煩雑さをストレスに感じてしまうこともありそうです。
 

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ベンチャーへの転職を成功させるには

ベンチャー企業にも大企業にもそれぞれのよさがあります。大切なのは、自らのキャリアプランをきちんと持ち、将来的に自分のなりたい姿を明確にすることです。そのために必要なプロセスがベンチャー企業にあると感じるならば、企業規模や一時的な収入減にとらわれない納得のキャリアステップができるのではないでしょうか。


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