キャリア・教育
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2020.1.12

年収3,000万円クラス管理職の愛読ビジネス書でプライベートも充実?

(写真=Madeleine R/Shutterstock.com)
(写真=Madeleine R/Shutterstock.com)
年収3,000万円クラスのビジネスパーソンといえば、日本企業の場合は極めて一握りの層に限られます。年収トップクラスの総合商社では執行役員クラスで4,000~5,000万円、その下の部長クラスだと2,500万円を超えるかどうかといったところです。外資系コンサルでは、アソシエイト・パートナー(一般企業の部長クラス)で3,000万円に到達するといわれています。

年収3,000万円プレーヤーは、いずれも社内で熾烈な競争を勝ち抜いて昇進してきた有能な人たちです。こうしたビジネスパーソンたちは一体どのようなビジネス書を愛読しているのでしょうか。

実践的に経営を学ぶ「グロービスMBAシリーズ」

「グロービスMBAシリーズ」は、社会人のマネジメント教育機関として、慶應丸の内シティキャンパス(慶應MCC)と並び称される「グロービス・マネジメント・スクール」が刊行するベストセラーで、1995年の出版以来、累計で150万人以上のビジネスパーソンに読まれています。

経営学のスタンダードテキストとして、とくに実践を重視した内容には定評があります。中でも『マネジメントブックⅠ・Ⅱ』『経営戦略』は経営全般・戦略をサマリーしており、エントリーとしては最適です。

実際にビジネスの世界で起こった事例をベースとしたケーススタディが豊富に盛り込まれ、分かりやすくかつシンプルに経営の基本がまとめられています。

シリーズは事業管理(事業戦略・ビジネスプラン・事業開発マネジメント)、マーケティング、会計・人事(ファイナンス・アカウンティング・組織と人材マネジメント)・リテラシー(リーダーシップ・意思決定)とさまざまな分野を網羅しており、自分の興味がある領域をより堀り下げて学ぶことができます。

世界のビジネスリーダーに支持される「ハーバード・ビジネス・レビュー(HBR)」

世界屈指の経営大学と知られ、数々の政財界キーパーソンを輩出してきたハーバード・ビジネス・スクールによるビジネス月刊誌で、100年近い歴史を誇ります。アメリカだけでなく日本・ブラジル・中国・ドイツ・ロシアなど14ヵ国で定期刊行され、米国内で29万人、世界で60万人のビジネスパーソンが愛読しています。

日本では1976年よりダイヤモンド社と提携、米ハーバード・ビジネス・レビューの論文・記事と日本オリジナルを組み合わせた独自のコンテンツが特徴です。

世界最高峰のビジネススクールが手掛けているだけに執筆陣も実に豊富で、かといって学会誌のように難解で格調高いわけではなく、実学志向で分かりやすい文章が評判です。

「リーン学習方式の導入」「年齢バイアスを克服する人材採用」「信頼関係構築と脳科学」といった知的好奇心をかきたてるテーマや、執筆者の鋭く新鮮な視点が、読者から評価されている要因の一つです。

ビジネスシーンだけでなく日常生活でも活用できるテーマも多く掲載され、多くのビジネスリーダーやコンサルタント、マネジメント層に支持されています。
 

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今あらためて「リーダーシップ」を学ぶ2つの書

グロービスMBAシリーズ、ハーバード・ビジネス・レビューと、多くのマネージャー層に読まれている王道のシリーズ・雑誌以外で、管理職に最も必要なスキルである「リーダーシップ」について学べる2冊の良書を紹介します。

『リーダーシップ論 人と組織を動かす能力』(ジョン・コッター著)

一般的に企業は、管理職に業績達成・部下の監督といったマネジメントばかりを求めがちです。ハーバード・ビジネス・スクール教授でもあるコッターは、「企業変革に必要なのはリーダーシップ」と提唱。本書では、要素として欠かせない対人能力とエネルギーレベルについて分かりやすく解説しています。

『リーダーシップの教科書』ハーバード・ビジネス・レビュー

リーダーシップといえば、本田宗一郎、豊臣秀吉、ジャック・ウェルチなどカリスマ的な英雄が発揮するものと思っていませんか。実は、トレーニング次第で誰でもリーダーになることができます。「俺についてこい」がリーダーシップにおける唯一のスタイルでもありません。

本書ではさまざまなリーダーシップスタイルや、スキルとしての身に付け方を分かりやすく解説しています。「自分にはリーダーシップがない」とこぼしてしまうビジネスパーソンなら一度は手にとってみたい一冊です。

ビジネス書を読んでビジネスとプライベートの質を上げる

ビジネス書には、ビジネスに関することばかりが書かれているのではありません。紹介されている多くの事例は、ビジネスやプライベートに至るまで、日常の問題解決にも役立つようなさまざまな気付きをもたらしてくれるでしょう。みなさんも多忙な日々のスキマ時間を生かして、ビジネス書を通じこれまでとは違った視点を増やしてみませんか。


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