モトリーフール米国本社、2019年7月13日投稿記事より
多くの米国人は定年退職して、その後の生活を楽しみにしているでしょう。
しかし、米国人の23%は、退職を考えていないと答えています。
それどころか、AP-NORC Center for Public Affairs Researchの最新世論調査によれば、彼らはずっと働き続けたいと考えています。
働き続けることのメリット
仕事は給料以外のメリットをもたらします。
多くの人にとって、仕事は身体活動の手段だけでなく、社会とのつながりの維持に役立ちます。
これら両方を失うことで身体に悪影響を及ぼす可能性があります。
実際に、定年退職した人は働いている人よりもうつ病になる可能性が40%も高いと言われています。
したがって、働き続けることで心身共に健康を保てるでしょう。
とはいっても実際には働き続けることは困難です
しかし、ずっと働き続けることは実際には難しいかもしれません。
健康上の問題から仕事を辞めなければならないかもしれません。
また、仕事を解雇され、別の仕事を見つけるのに苦労するかもしれません。
実際、Voya Financialによると、定年退職者の約60%が早期退職を余儀なくされています。
貯金の重要性
人生の計画として一生働き続け、定年退職しないと考えているにしても、計画通りにいかないことを想定して貯金をしておくべきでしょう。
ある程度の金額を毎月貯金し続けるといいでしょう。
例えば、毎月4万円を貯金し、年間平均7%のリターンでその貯金を投資した場合、25年間で3,040万円を得ることができます。
もう1つ覚えておくべきことは、年齢が上がるにつれ、仕事をする能力が低下していく可能性があることです。
しかし、だからと言ってパートタイムで仕事をすることができないという意味ではありません。
働き続けることにはメリットがあります。
そして、もし退職金を貯めていなければ、それは必要なことかもしれません。
しかし、働き続けることを前提とした生涯設計に頼りすぎてはいけません。
バックアップの計画も持っておくようにしましょう。
文・The Motley Fool Japan編集部/The Motley Fool Japan
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